ハチミツって開封前と開封後で、賞味期限に違いがあるのか?
催事などでも意外に多い質問です。
今日の記事では、開封後のハチミツの賞味期限についてお話していきたいと思います。

ハチミツは開封後と開封前で賞味期限は違うのか?

砂時計の画像

ハチミツの賞味期限はどれくらい?

実は、ハチミツは腐りません。
モノを腐らす腐敗菌は糖度が、65%以上の中では繁殖できないと言われています。

ですので、実質的な賞味期限や消費期限はありませんが、食品として賞味期限を表示する義務があります。

弊社では日本養蜂協会が定める以下の基準を採用しております。
  • ビンの商品は充填月より24か月
  • ポリ容器の商品は充填月より12か月
ポリ容器の賞味期限が短いのは、容器のにおいがハチミツに移る可能性があるからです。なぜ、腐らないのかと言うと糖度が高いからです。
また、ハチミツは微生物が繁殖できない、ph3~4の弱酸性というのも理由です。

開封後でもハチミツは腐らない

腐敗菌が繁殖できないとはいえ開封後にはハチミツは腐りそう。
いえいえ、実は大丈夫なんです。
開封後も腐ることはなく楽しんでいただけます。

開封前と開封後のハチミツの保管方法に関する注意点

ハチミツのビンが積みあがっている様子
開封後のハチミツの注意点として以下の3点があります。

フタをしっかり締める

フタ開けたままにしていると
吸湿性の高いハチミツは、空気中の
水分を吸ってしまったり、
埃が入ったりしてしまいます。
その影響でハチミツがカビてしまいます。

水分を入れない

あまり多くの水分を入れてしまうしまうと、ハチミツの糖度が65%以下なってしまい
腐敗菌が繁殖する可能性があります。
また、糖度が65%以上だったとしても水分はカビの原因になったりますので、気を付けてください。

清潔なスプーンなどを使う

1度使ったスプーンなどを使って、ハチミツに唾液が入ってしまうとカビや腐敗の原因になる場合があります。
また、開封前・開封後に関わらずハチミツの品質に大きく影響しますので、保管時には以下の2つもご注意ください。
  • 直射日光
  • 高温多湿

開封後のハチミツの賞味期限が切れたら

時計が崩れて壊れていくいく様子
ハチミツは基本的に腐らず、賞味期限や消費期限はありませんが、食品としての表示義務があるので、弊社では日本養蜂協会が定める以下の基準を採用しております。
  • ビンの商品は充填月より24か月
  • ポリ容器の商品は充填月より12か月
ポリ容器の賞味期限は容器のにおいがハチミツに移る可能性があるため、ビンに比べると短いです。
つまり、開封後のハチミツはビンであれば賞味期限に関係なく、楽しんでいただけますので、安心してください。
ただ、ハチミツを保管する時には、高温多湿や直射日光を避けてくださいね。また、開封後にはフタの開けっ放しや、水分が入らないように注意して使用済みのスプーンなどは、ハチミツの容器の中に入れないようにして下さいね。