売られているもので完全に自然な蜂蜜は99.999%存在しないという事実
実は、すべての蜂蜜は100%自然のものとは言えません。なぜなら、どこかで必ず人の手が加わっているからです。
上記4つのうち1つは必ずどれかは行われています。
『精製』に関しては蜂蜜の風味などを取り除いています。また、熟成しきっていない糖度の低い蜂蜜に100℃くらいの熱を加えて強制的に糖度を上げている『加熱』もあります。
『精製』はジュースなどの甘味料として使われますし、『加熱』は大量生産が必要な海外産の蜂蜜に多く見受けられる加工です。これらの加工は蜂蜜の素晴らしい味わいや栄養価を大きく損なうものです。
ちなみに『精製』と『加熱』が行われているものでも、蜂蜜と名乗れることになっています。
当然、日本の養蜂家がそのような蜂蜜を販売することはありません。なぜなら、養蜂家は個人経営者が多いからです。精製にはお金がかかりますし、安価で取引される。加熱をしたらスーパーの海外産はちみつのように美味しくない蜂蜜になってしまいます。経営の観点やプロとしての誇りから『精製』『加熱』はしないのです。
日本の養蜂家が行っている加工は2つ。『加温』『ろ過』です。
■加温
糖度が高い蜂蜜は時間が経つと固くなります。また、結晶する性質があるため充填機へ入れたり『ろ過』するのが困難なことが良くあります。そこで、養蜂家は蜂蜜を温めるのです。温度は蜂蜜の栄養価や成分が損なわれないように注意しています。ただ、わずかに味わいが変わる可能性がある事がデメリットです。
■ろ過
食品として販売する以上、異物混入は問題になります。ですので、ろ過するのです。ただ、ろ過のデメリットとして『花粉も一緒にろ過される』というものがあります。花粉はハチミツの風味に関わっているので、ろ過することで100%自然とは言えなくなるのです。
養蜂家が最も食べてもらいたい蜂蜜
養蜂家が最も食べてもらいたい蜂蜜。それは『蜂の巣に入っている蜂蜜』です。なぜなら『加温』や『ろ過』をしていない状態だからです。人の手が加わってしまうことで、僅かながらでも品質に変化が表れてしまう。
食べてもらいたいからと言って『加温』や『ろ過』をしない事は、仕事の過程や食品としての品質を守るために難しいと言わざる終えません。
そこで、太田養蜂場は考えました。「出来るだけ自然に近づけるにはどうすれば良いのだろうか?」と・・・・。
最も自然に近い蜂蜜が出来ました。
太田養蜂場の歴史の中で『最も自然に近い蜂蜜』を商品化するために考えた結果。
- 温度はいっさい加えない
- ろ過は最小限に
シンプルですが上記の2つを行い商品を作ることにしました。すると、なんという事でしょう。濃厚かつ風味が抜群に良い商品になったのです。
「なんだこれ!うんまっ。」
食べた時に思わず呟いていしまいました。
そんな思わず呟いてしまった商品が『純生』という蜂蜜です。今回ご紹介するのはオオハンゴンソウという花の蜜。甘みをしっかりと感じるのに、柑橘系の様な風味が心地よい蜂蜜です。
『純生』ってどんな商品なのですか?
一般的に言う生はちみつです。生はちみつとは『温度をいっさい加えない蜂蜜』と言われております。生はちみつは、45~50℃以上の温度で大幅に減少する(※1)はちみつ独自の酵素『グルコースオキシターゼ』を体内に取り入れる事ができます。
蜂蜜の酵素『グルコースオキシターゼ』は、健康を脅かすウィルスなどと戦う腸内細菌を活性してくれるのです。純生は温度を加えていないので、グルコースオキシターゼを損なっていない状態でお届けすることができます。
今はオオハンゴンソウ蜜しか『純生』はありません。ですが、今後は太田養蜂場が生産している単花蜜(一つの花の蜜)すべてで生産する予定です。
※写真はイメージで実際の商品とは異なります。
※1:所説あり。
純生のはちみつが必要な方と必要ない方
『純生』が必要な方と、必要ない方が居ます。ここでは貴方もしくは貴方の家族などにとって純生が必要か不必要かを知ることができます。
【純生が必要な方】
- 蜂蜜の酵素を健康に役立てたい方
- 蜂蜜をそのままで食べている方
- 蜂蜜を45℃以下の食品や飲料に使っている方
- いっさい温度の加わっていない蜂蜜を求めている方
- はちみつ本来の風味を楽しみたい方
- 美味しい蜂蜜を探している方
- 美味しい蜂蜜を贈りたいと思っている方
【純生が必要ない方】
- 蜂蜜を加熱調理する方
- 蜂蜜を45℃より高い温度の食品や飲料に使っている方
- 温度が多少、加わっていても気にしない方
- 当店を含めた現状の養蜂場が販売する蜂蜜で満足している方
- そもそも蜂蜜に興味がない方
希少なオオハンゴンソウ蜜
今回、ご紹介するのは純生はちみつのオオハンゴンソウ蜜です。生産販売している養蜂場がわずかしかない希少な蜂蜜です。催事などでの出品した時には多くのお客様に驚かれてています。また、味わいも「蜂蜜らしくないですね」と言われ蜂蜜が苦手なお客様にも喜んでいただけている商品です。
蜂蜜の色も鮮やかな黄色で見た目にも楽しんでいただけます。
【おすすめの食べ方】
- そのまま食べる
- カチョカバロチーズのステーキにかけて
- カプレーゼ(オリーブオイルの替わりに使用)
- アイスクリームにかけて
- ホットミルクに溶かして(ミルクの温度は50℃以下を推奨します)
ハチミツだけでは物足りない。
ここまで読んでいただいた貴方には『純生』の魅力を知ってもらえたと思います。ただ、僕自身このページを作りながら「どうせなら、純生と相性が良い食品も一緒に欲しいなぁ」と考えました。
そこで、今回はオオハンゴンソウ蜜と相性が良い「カチョカバロチーズ」とのセットもご紹介しようと思います。
【カチョカバロステーキがオススメ】
カチョカバロチーズとオオハンゴンソウ蜜を使ったオススメのレシピとして、『ステーキ』があります。
チーズの塩味とオオハンゴンソウ蜜の甘さ。口の中が幸せに包まれる、かんたん絶品レシピですよ。
【作り方】
- カチョカバロチーズを1cmほどの厚さに切る
- 切ったカチョカバロチーズに小麦粉をまぶす
- フライパンにオリーブオイルを軽く引き、小麦粉をまぶしたカチョカバロチーズを強火でサッと焼く
- 表面の色が軽く変わったらお皿に乗せる
- 1~2分冷ましてから純生のオオハンゴンソウ蜜大さじ半分~1杯と粗びきコショウを少々かける
セットを作った3つの理由とは
なぜ、カチョカバロチーズとのセットを作ったのか?それは以下の3つの理由があります。
■理由その1:蜂蜜をすぐに楽しんでもらいたかったから
当店を初めてご利用するお客様の中に「蜂蜜を貰ったけど使い方がわからなくて納戸にしまいっぱなしです」という方が少なからずいらっしゃいます。本当にもったいないと思うのですが、使い方がわからないなら仕方ない事かもしれません。
このような経験から、蜂蜜が届いてからすぐに楽しんでいただけるように、相性良い食品をセットにして販売しようと考え何度かセットを作ってご紹介してきました。いずれも、大好評をいただいています。
今回、純生のご案内が決まったので同じように相性の良い食品とセットでご紹介させていただく事にしました。
■理由その2:美味しいものを貴方に紹介したい
太田養蜂場は催事やイベント出店などを通して、様々な事業者と繋がりをいただいています。特に、食品事業者は美味しいものを作っている方ばかりです。このような繋がりのある素晴らしい事業者を紹介するのは、お客様にとってもメリットがあると考えております。
■理由その3:はちみつを楽しんで欲しい
当店の理念として『はちみつを楽しんでもらいたい』というものがあります。ですので、今回のようなセットを作りました。今回、ご紹介するカチョカバロチーズとオオハンゴンソウの組み合わせは、必ず楽しんでいただける商品と自負しております。ぜひ、お召上がりください。
今回のセットの価格は?
※ネットショップ会員限定の商品となります
※税込み価格です。
※送料は別途となります。
※発送は冷蔵で行います。他の蜂蜜と同梱した場合は、そのハチミツが結晶する場合がございます。
※商品の性質上、蜂蜜は結晶している場合がございます。
※発送まで1~2週間いただいております。
※お一人様1セット1回限りのご利用となります。
期日と数量に限定があります。
今回の商品ですが、ご購入できる期間と数量を限定しております。
販売期間:4月27日(月)~30日(木)
限定個数:20セット(おひとり様1セット限り)
販売開始と同時に売切れる可能性もあります。お見逃しないようにお気をつけください。
では、この機会に太田養蜂場のハチミツを楽しんでいただけるセット。ぜひご利用くださいませ。